今回は、5日間ダイビングするので、せっかくだから
アドバンスドオープンウォーター(AOW)でも取得しようと考えていた。
AOW取得のためには、ナビゲーションとディープを含めた
5種類のダイブ講習を受ける必要がある。
今までボートとドリフトをスペシャリティとしてカードを持っていたので
必須2種類の他にもう一つ、レック(沈船)を選択することにした。
小笠原は第二次大戦の影響もあって、沈船スポットが多いためだ。
父島到着日の夕方、近場のショップへ顔を出して申込書を記入。
すると、マニュアルを渡されて一言
「明日までに読んで問題解いてきて下さい」
マニュアルとはいっても、1種類につき10ページ程度の解説を読んで
最後の2ページにある問題集を解説とくびっぴきで解くといった程度だが。
まずは問題の答え合わせと簡単なブリーフィング。
初日はレックで、沈船スポットでの潜り方を学習する。
この講習を受けたからといって、別に船の中に入れる訳ではない。
そして車でとびうお桟橋へ。ボートに乗り込む。
レンタルしていた重機材(BCD、レギュレータ)とウェットスーツを
受け取りタンクにセットアップする。
(知らない人向けに、ダイビングの器材の説明はこちらを参照)
「あれっ、バルブはどっち向きだっけ」
一年ぶりなので、取り付け方をド忘れしていた。
たまたまセットされていた隣のタンクを見て思い出す。
ウェイトは何キロですか?と聞かれてとっさに出てこない。
何となく思い出して「に・・2キロかな?」と答えたら
「あー、それスチールでしょ、アルミだからもっと必要かもー」と言われる。
アルミとスチールの違いすら忘れるヘボダイバー
5キロのウェイトを貰って、ベルトを調整。
落ち着いたところで、ようやく出航。
久しぶりに乗るダイビングボート、さすがにデカい。
広くて機材のセットも楽々出来る後部デッキ
展望がよくて揺れも少ない二階デッキ
涼しくて快適な広いキャビンも二部屋ある。
遠出する時やお昼休みの時には
これまた広いバウでゆったり海を眺めてみたり。
父島北部、兄島、弟島あたりのポイントは
二見港を出て10分から20分程度の近場にある。
沈船ポイントでは有名な「バラ沈」に到着して
いよいよ小笠原一本目のエントリー。
AOWの講習とはいえ、ほぼ通常のファンダイブである。
自分以外にも久しぶりのダイバーがいたので実際には
ファンダイブというか、チェックダイブというか
リフレッシュダイブ?
プレダイブ・セーフティチェックを声に出して再確認。
エントリー後、潜降前に適正ウェイトチェック。
手順を再確認して、ゆっくり潜降。
魚礁となった沈船の残骸には、トロピカルな魚が
うようよ群れている。奥の方にはホワイトチップが。
久しぶりだからと自粛してカメラを持ってこなかったことを後悔。
なによりも、
海の中にぽつーんと浮かぶ、
この浮揚感がたまらない。
最後の安全停止(水深5mのところで3分間止まる)には
沈船全体が見渡せ、なんだか博物館にいるようだった。
そんな感じで、
初日:バラ沈、バラ沈パート2、人丸インサイド
二日目:西島大岩、三畳一間、横だおし
三日目:製氷海岸、ひょうたん、弟島スモール
四日目:黒根、ムーミン谷、イーグルレイロック
五日目:前島ジャックポイント、嫁島マグロ穴、人差し岩
一日三本ペースで計15本、ガツガツと潜り倒した。



